▼忍たまミュージカル第二弾レポート▼


※ミュージカル関係のネタバレがございます。
 苦手な方はご遠慮下さい。
 また、レポート内容は利吉さん溺愛の管理人が
 極めて主観的に綴ったものです。
 ご理解頂ける方のみご覧下さい。





【後編:忍ミュは家に帰るまでが忍ミュ】

そして、迎えた2011年1月15日(土)。
当日。

■AM5:00
起床。
緊張と興奮で早朝に目が覚めました。
どんだけ…。

準備をしながら、不安のあまり度々
カバンに入れた4人分のチケットの確認を繰り返して
そわっそわ…!


■AM7:30
この冬一番の寒波が来ているという
天気予報を横目に見つつ、地元を出発。
予定通りの新幹線に乗車すると安堵して爆睡。
目が覚めると新横浜…。


■AM11:00
水道橋駅到着。
荷物をロッカーに預け、SUBWEYにて朝兼昼ごはん。


■AM12:00
はにわ様・スナッチ様と合流。
かえる以外は、皆様オシャレな年頃のキレイなお姉さん…!

同じエリアでコスプレイベント・テニミュがあるらしく、
オタク濃度の濃い道を歩いてGロッソへ。

浮き足立って歩いてたので、この辺、途中の記憶が飛んでます;

かえるの故障代替携帯で電話が上手く使えず、
日の出様との通話に苦戦。。。
会場入り口にてようやく合流。
(ご迷惑おかけいたしました;)

4人揃ったところで、会場内物販コーナーへ。

利吉さんのブロマイドを探すが見当たらず。
小さく写真が載っているポスターもあったけれど、
ポスターは飾る場所に困るため却下。

パンフレット(2,000円)のみ購入。
アニメイトの青いビニール手提げ袋に入れられ
渡されたのが印象的w


■AM12:30
開場。
指定席は後方だったけれど、その分全体を見渡しやすい。
スナッチ様の前情報通り、座席スペースは極めて小ぶりでございました。。

そして何より傾斜が急!!!
階段が狭い&幅バラバラであるため、
目の前で3回以上人が階段で転ぶのを目撃するとは…。

単純計算で10分に1回人が転げ落ちる、危険階段。


■AM13:00
開演。
くのいち三人組が元気良く登場。
歌声も可愛い前説でしたが、
遅刻される方が結構たくさんいて、もったいないなぁと思ったり。


そして、いよいよ上がる舞台の幕。

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※私の観劇経験が極少のため、
 ミュージカル全体としてどうだったか…という
 専門的見地はありません。。

 以下、利吉さんがどうだったか、という部分だけに
 焦点を当て書かせて頂きます;;

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個人的な結論を先に書くなら、
利吉ファン(利吉受嗜好の人間でも)が安心して観られる
楽しくてステキな舞台だったと思います。

理由は様々ありますが、大きく挙げるのは5つ。

@利吉さんの登場時間が長い

A利吉さんのポジションが秀逸

B利吉さん役の役者様が素晴らしい

C利吉さんと伝パパの関係も大事にされている

D利子ちゃん姿まで見られる



では、まず@から。

■【@利吉さんの登場時間が長い】

前編で書いたように、心配要素だったのは、
忍ミュ第二段の副題が「予算会議でモメてます」だったこと。

これに利吉さんがどう絡むかが分からず。

その後、ドクタケが悪巧みをして学園が撃退する、
というおおまかなストーリーが発表されても、
「ピンチの時だけやってくるお助け役」として
利吉さんの出番は少ないかもしれない…なんて心配がありました。

が、結果的にその心配は全て杞憂に終わります。

利吉さんはドクタケの動向を学園に与える所から始まり、
終始忍たまたちや山田・土井組と行動を共にし、
また単独でも変装忍者を推理し見破り、
自信に揺らぐ上級生を励まし、対ドクタケ戦での強力な援護を行うという
実に目覚しい活躍を見せてくれました。

そんなこんなで、ファンの欲目かもしれませんが、
主役と言っても過言ではないくらい
舞台に長く登場して存在感を放っていたと思います。


続いてA

■【A利吉さんのポジションが秀逸】

最初、物語における利吉さんの“立ち位置”も、
かえるにとって不安要素でした。

…というのも、上級生が「お兄さん」ポジションを獲得しつつある昨今。
利吉さんは、お兄さんらしさより、プロ忍者やエリート忍者らしく
登場することも多くなっています。

プロ忍者やエリート忍者も利吉さんの持つ一面には違いないんですが、
どうにもこうにもアニメではそれにつけ込んで頼りすぎる連中が多すぎて。。

ミュージカルまで、「利吉の仕事を見学の段」とか
「利吉との仕事の段」みたいな利吉さん苦労話だったらどうしよう
…なんて心配があった訳です。


が、この心配も全て杞憂に終わります。

アニメのように乱・きり・しん中心の場合、
「目指すべきお兄さん」は上級生だとしても。

ミュージカルのように上級生中心の場合、
「目指すべきお兄さん」が利吉さんになるのですね!

上級生人気は、むしろ歓迎すべき傾向なのかもしれな…ゲフゲフン
すみません、話がそれました。。


さらに着目すべきは、利吉さん登場の際に
流れるテーマ曲「あこがれの忍者」!!!

これは、もう一つの“利吉のテーマ”としたいくらい好きだったりします。
全部載せるのはアレなんでちらっとだけフレーズを…。

 ・いつもお手本に
 ・謙虚で やさしく
 ・いつかなりたくて 真似ばかり
 ・身のこなし しぐさまで あー
 ・誰もかないはしない 身体能力 抜群

ね!!
すごくないですか?!
しぐさまで、ですから!!!(落ち着け

パンフレットにしっかり全文歌詞が記載されておりますが、
とにかく最初から最後まで利吉さんをべった褒め。

聞いてるこっちが恥ずかしくなるくらいの、
忍たまたちから利吉さんへの集団ラブコール。

ぜひCDで出して欲しい!!!

…ということで、ミュージカル版利吉さんには、
「お兄さん」要素と「あこがれ忍者」要素が
ふんだんに盛り込まれており、非常に嬉しいポジションでした。

あと、個人的に嬉しかったのが、この歌詞の一部に
「どこにも属さずフリーで」という節があったこと。

ちょうど今書いているSSのタイトルが「どこにも属さない」
だったので、何となくタイムリーさを感じましたw


続いてB!

■【B利吉さん役の役者様が素晴らしい】

利吉さん役は末野さんという方が演じておられました。
きっと役者様ご自身については、そちら方面のファンが
たくさんいらっしゃると思うので割愛させて頂くとして…。

いやもうビックリするぐらい「利吉さん」です。
程良い落ち着き加減とノリの良さ。
加えて驚くべきはその声質。岡野さんに似ています。

歌も、緊張しておられたのか、声が時々素に戻るんですが、
その初々しさと言うかぎこちなさが、かえって生真面目な利吉さんらしくて
なんとも言えず可愛らしい!!

どこでキャラについて学ばれたのか、と思うくらい
利吉さんを体現して下さってました。

それから衣装について。

はしばみ色の元結と前髪カツラは、極めて自然。
お馴染みの小袖(ただし浅葱と白)が爽やかさを引き立てます。

しかも、この白っぽい着物、
忍び装束ばかりの舞台に在るとより一層映えるんです。

ファンの欲目というのも多分にありますが、
一人だけ強めのスポットライト浴びてるみたいに衣装が反射し、
自然と視線が利吉さんに吸い寄せられます

あと、アクションシーン。

「父上!」と叫んで天井からロープを使って颯爽と
客席通路に降り立つ姿も、ドクタケ忍者隊との殺陣もしなやかで美しく。
さすがミュージカルをこなされてるプロの役者さんだ!と
賛嘆してしまいます。

イメージが壊れるどころか、補強されました。
ミュージカルを侮っていたと言わざるを得ません…!!!


続いてC!!

■【C利吉さんと伝パパの関係も大事にされている】

「お兄さん」としての表情だけかと思いきや、
ミュージカルでは伝パパとの親子タッグも随所に見られました。

ほんとに嬉しい予想外!!

山田親子名物「矢羽根」での喧嘩ですが、
ヒュッヒュッという音だけだったのが
ヒュッヒュッバシバシという音へ変わり。

何故かチェッチェッチェケラーみたいなラップ調になりますw
伝パパ・利吉コラボのソウルフルな歌が聴けて笑わせて頂きました。
さすがミュージカル!

もちろんアクションシーンも。
伝パパ・利吉さん二人が揃って同時に、天井からロープで
客席通路へサッと降り立った瞬間が印象的。

笑いあり緊張感ありの絶妙な親子関係を、
さりげなく丁寧に織り込んで下さり、大満足でした。


続いてD!!!!

■【D利子ちゃん姿まで見られる】

何と言っても一番の嬉しい想定外は、リアル「利子ちゃん」が見れたこと!

女物の衣装は、お馴染みの薄紫と桜の着物ではないとはいえ、
ポイントポイントを的確に押さえてくれています。

ドクタケの集う峠の甘味屋へ怪しまれずに行くために、
伝パパ・土井・利吉ご一行は、舞台袖から傘で顔を隠し、
女装姿でしずしずと登場します。

伝パパ:ピンク傘(だっけか?)
利吉さん:紫傘
土井:赤傘
利吉さんに、紫という高貴で上品な色を選ぶあたり
既にGJなんですが!褒めるのはまだ早い。

女物の衣装は、皆三人ともそれぞれ裾の長さが違うんです!!

伝パパは地面スレスレ、肌が全く露出しないタイプです。
土井先生は膝丈、ガチでたくましい脚が出るお笑い要員タイプです。

利吉さんはそのちょうど中間。

慎み深さを魅せつつも、ちょっと激し目に踊ると
くるぶしと裏地の白が垣間見えてしまうチラリズムタイプ!!!

そんなちょっと恥らった姿で「男どもをメロメロ〜」なんて
変化の歌を歌わされてるなんて。

…実に実に!!いやぁ、いい仕事してますよ!!!!!

惜しむらくは、一曲歌ってすぐに着替えてしまったこと。
本当にサービスシーンだったのでしょう。

一生忘れません!ご馳走様です!!!!!



…以上、@〜Dの通り書き連ねてきましたが、もう一点だけ!!

腐った見方をするつもりなかったんですけど、
最後の大団円で勇気100%を全員で歌った時のこと。

土井先生とね、利吉さんが舞台中央でね、仲良さ気だったんですよ〜〜〜!!

しかも「胸をたたいて冒険しよう」の歌詞の時、
二人して前に出てきて、土井先生が利吉さんの胸を軽く叩いたんですよ〜〜!!!

(はにわ様、、咄嗟に腕掴んでしまってすみませんでした;)

その場のノリでやっただけかもしれません。
深い意味はないって分かっています。

でも!!!!
でもやっぱり、最後の最後で土井利で衝撃を受けたかえるでしたorz


そんなこんなで。


■PM15:00
二時間弱の忍ミュ第二弾は、あっという間に終了。

終了後、4人揃って近くのファミレスに行き、感想話。

皆様それぞれに着眼点があって、
土井先生役の方と利吉さん役の方の身長差や、
第一弾と比べてどうだったか等の比較。
観劇経験の豊富さから伺える観客層の傾向まで。
色々聞けて興味深かったです。

そもそもミュージカルを観に行くかどうかで
悩んでいたのが嘘のように楽しくて、
改めて食わず嫌いはいかんなぁと反省^^;

DVD、買おうと思います!!!


■PM17:00
解散。

甘味をお供に、利吉受談義をしておりましたが、
翌日の夜公演も控えているため、早めにお開き。

皆様のいずれ劣らぬ利吉愛をビシバシ感じつつ、
たくさんの創作意欲を貰って解散となりました。

今回ミュージカルにご一緒させて下さいました、
スナッチ様、はにわ様、日の出様。
観に行く勇気を頂けて、心から感謝しております。
利吉受けで活動してて良かった…!って心底思いました(;_;)


本当は。
翌日の公演も観に行く予定だったのが、
東海地方・西日本を覆った寒波と降雪の影響により、
私だけ泣く泣く観覧を諦めて早めに帰る…という非常事態に陥りましたが。

ここでも、twitterで懇意にして頂いている利吉受仲間の
浬瑳さまが急遽代わりに行って下さる事になり、
チケットを無駄にせずにすんだことが救いで…(涙
本当に有り難うございました!


…ということで。

末尾ではありますが、ここまで読んで下さった方、
長文にお付き合い有り難うございました!!


まだ今年はこれから、アニメ版映画と実写版映画が控えています。

叶うことなら、映画も、利吉さんファンの皆様と一緒に
観られたらいいなぁと思っておりますので。

「い、行ってやってもいいわよ!」という心優しき方いらっしゃいましたら、
ぜひ宜しくお願いいたします/////




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